そろそろ夏休みも近くなってきましたが、皆さんいかかがお過ごしでしょうか?

先日、台北の最高気温は38℃まで上がったそうですが、ここ台南の今日の最高気温は32℃。夜明け前は26℃まで下がりました。日本の梅雨の最中に台湾入りして、暑さにまいっていた身体もすっかり慣れて、真昼間でも平気で出歩いてます。

まだ学校が始まってないので、一日中街をブラブラしたり、部屋で本を読んだりネットを見たりしているんですが、先日、某テレビ番組の「台湾旅行特集」を見ました。

たしかに台湾って治安もいいし、日本と同じ感覚で旅行できる初心者向けの海外旅行先だとは思うんですが、「本場のマンゴーかき氷とショッピング、エステにマッサージに台湾シャンプー・・・etc」って、なんだかオシャレなイメージなんですね!

そういうお店も沢山あるんですけど、自分はこういう路地裏の
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マレーシアのホーカーセンターみたいな、ローカルの飯屋が集まったところで一食160円くらいの飯を食ってます。鴨母寮市場
そういうところのほうが面白いと思うんですよねえ。キレイでオシャレな店に行くなら日本で行けばいいじゃん、みたいな。

さて、今回は映画の話。
映画はそこそこ見ているつもりなんだけど、アジア映画はあまり見たことがありませんでした。せいぜい韓国映画の有名どころを数本見たくらいのもの。
いや、見てみるとね、なかなか面白いですよ?台湾映画。今日は「日本人が出演している日本映画」を3本紹介します。
TSUTAYAやGEOなんかのレンタルショップでも借りられるし、Google Playで見られます。


海角七号 - 君想う、国境の南 (2008年)

自分が初めて見た台湾映画です。
日本人教師(中孝介)の残した70年前の恋人「友子」に宛てた、出せなかった手紙に書かれたエピソードと、売れないミュージシャン阿嘉(范逸臣)と、売れないモデル兼通訳の「友子」(田中智絵)の恋愛模様が交錯する、結構ベタなストーリー。
全体的なノリが「90年代・黄金期だったフジテレビが制作した、内田有紀とか、いしだ壱成が出演してる映画」みたいなかんじで、なんか懐かしいんですよ。これを見て、韓流ドラマにハマるオバサンの気持ちがわかりました。いまの感覚だと見せ方がチープなんだけど、やっぱりこういうノリはいい!みたいな。

近年の台湾映画は全く振るわない状態が続いていたらしいのですが、この海角七号が史上稀にみるヒットしたおかげで(タイタニックについで2位)、その後の台湾映画再生のきっかけになった作品です。

劇中、日本語世代の茂爺さんが日本語で口ずさんでいた唱歌『野ばら』、ステージで阿嘉が歌っている時に中孝介が「歌えた」のは何故なのか?であるとか、
怒鳴り散らして尊大に振る舞っていた町会議長が、本音を漏らす時に中国語ではなく台湾語で話すとか(その後、友子が「台湾語は分からない!」とキレる)、
ラストシーンの「行くな。ダメなら俺もついていく」(あれは日本人男性の感性じゃ絶対に出てこない。台湾人男性はすげえ女性に尽くす)とか、

歴史や文化を垣間見れる演出があるので、そういうところに注目して見るのも面白いかも。
DVDはこちら↓
海角七号/君想う、国境の南 [DVD]
ファン・イーチェン
マクザム
2015-05-29




KANO 1931海の向こうの甲子園(2014年)
「皆さんは知っていましたか?、甲子園に台湾代表が出場していたことを」
すいません、KANOを見るまで知りませんでした。自分、一応は歴史学科で近現代史学を専攻したんですが!

二年前の映画ですが、阪神タイガースや西武ライオンズが最近でもコラボイベントをやっているので、野球が好きな方は知っているかも。台湾映画史上、最大のヒット作です。

日本統治時代に台湾代表として甲子園に出場し、準優勝した嘉義農林高校野球部における史実を基にした映画なので、役名も実在の人物。映画として脚色してあっても「実話」だと聞くと、より物語に引き込まれます。

この映画の凄いところは、役者のオーディションに際して「演技の経験ではなくて、野球経験5年以上で背が高い」という基準で選考したという話。特にエースピッチャーで4番打者の呉明捷(日本名・アキラ)役の曹佑寧は、U-18ワールドカップに台湾代表として出場経験があるという徹底ぶり。その上、監督も野球経験者なので、野球のシーンは本当に迫力があります。
甲子園(見た目は全然甲子園じゃないんですけど)の決勝、中京商業との死闘は、野球があまり分からない自分が見ても引き込まれました。

海角七号とは異なり、製作費をかけた映画なので、永瀬正敏や坂井真紀といった日本でも有名な役者が出演しています。個人的には、あまり必然性がないのに無理矢理突っ込んだ感のある八田與一役の大沢たかおが好き。
近いうちに嘉南大圳でモノマネ動画を撮りたいと思ってます。




セデック・バレ(2011年)
一番好きな映画です。
1930年に起きた抗日暴動、霧社事件を描いた作品です。
こういう話になると、すぐ「反日だー、親日だー」みたいな事を言いたがる見識に乏しい人がよくいますが、こんな凄い映画を、そんな浅いところで語ってほしくない。そう思うくらいの良作。 (日本兵が無駄に死ぬ)アクションも凄いが、セデック族の矜持、モーナ・ルダオの葛藤、小島巡査(安藤政信)の終盤の豹変ぶり…etc、4時間を超える大作ですが、見ていて飽きることがありません。

安藤政信の他にもビビアン・スーとか、木村祐一が出演してます。
キム兄さん、あいかわらずいい役者ですね。最近は「役者」っていう認識でいいんですよね?でも、お笑いよりも役者のほうがいいと思います。笑
とにかく凄い、その一言に尽きます。ライムスタ宇多丸も、町山智浩も絶賛していました。







というわけで、以上「台湾に旅行する前に見ておくべき、おすすめ映画3選」でした。
『セデック・バレ』はマジですげえから、まだ見てないひとは是非見たほうがいいすよ!(おわり)






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